iPhone・プライバシー・VPN

iCloudプライベートリレーとVPNの違い|iPhoneで何が保護される?

プライベートリレーを「Apple製VPN」と考えると誤解しやすいため、保護対象と用途を分けて確認します。

この記事の内容
  1. iCloudプライベートリレーとは
  2. VPNとの違い
  3. VPNやフィルタリングと併用するとき
  4. iPhoneで確認する場所
  5. どちらを使うべきか
  6. よくある質問

iCloudプライベートリレーとは

AppleはiCloudプライベートリレーを、SafariでWebを閲覧する際のプライバシーを保護する仕組みとして案内しています。iCloud+加入者が利用でき、IPアドレスや閲覧情報を一つの主体が同時に把握しにくいよう複数のリレーを使います。

VPNとの違い

項目iCloudプライベートリレー一般的なVPN
主目的Safari等のWeb閲覧プライバシー保護端末/アプリの通信をVPNトンネル経由にする
提供AppleのiCloud+機能VPN事業者・会社・自前VPN等
接続先指定一般的なVPNのような国/サーバー選択用途ではないサービスにより国・サーバーを選択可能
対象範囲Appleが定めるPrivate Relay対象通信VPN構成・OS・アプリにより広範囲
企業内接続用途ではない社内VPN等で利用される

VPNやフィルタリングと併用するとき

Appleは、VPNやインターネットフィルタリングソフトウェアなどの設定によってプライベートリレーが利用できない場合があることを案内しています。通信できない時は、VPN・DNS・コンテンツフィルタ等を同時に変更せず、一つずつ切り分けます。

iPhoneで確認する場所

  1. 1
    設定からApple Accountを開く
  2. 2
    iCloud関連の設定でプライベートリレーの状態を確認する
  3. 3
    特定Wi-Fi/モバイル回線で「IPアドレスのトラッキングを制限」の状態を確認する
  4. 4
    VPNアプリや構成プロファイルが有効なら一時的な切り分けを検討する
  5. 5
    会社・学校ネットワークでは管理者の指定を優先する

どちらを使うべきか

SafariのWeb閲覧でIPアドレス等のプライバシーを高めたい場合はプライベートリレーが対象になります。会社ネットワークへの接続、特定VPNサービスの機能、端末全体のVPNトンネル等が必要なら別途VPNが必要です。目的を先に決めて選びます。

よくある質問

この記事の情報はどこまで確認していますか?

本文末の公式情報を記事作成日に確認しています。実機確認を行っていない内容は、公式仕様・公開情報に基づく分析として明示しています。

端末や契約によって結果が違うことはありますか?

あります。同じ製品名でも型番、販売地域、OS、通信事業者、契約状態で仕様や画面が変わるため、本文では条件を分けて確認します。

確認した主な公式情報

サービス仕様・対応状況・手続き条件は変更されることがあります。実行前にリンク先の最新情報も確認してください。